【BMW R80GS】
BMW R80GSのタンク凹み修正ペイント作業のご紹介例。

ちゃんと駐めておいたオートバイがなぜか?倒れていたり。ちょっとしたアンバランスで立ちゴケたり、
予期せぬ不幸は突然降りかかってきたりします。

悲しかったり、アタマにきたりしますが、出来る事なら早めに対処して過去の事としてしまうのが一番の特効薬かもしれません。
新品を注文したり、ネットオークション等で替わりの品を見つけたり、僕らの様な業者を使う等、
その時の状況や費用対効果から最善の方法を見つけてみてください。

悲しいかな、ベッコリ凹んでしまったガソリンタンク。
プレスラインやエンブレムが収まるヘコミ部分も伴った、嫌な箇所へのダメージです。
少しでもオーナーさんの気持ちがやわらぐ様、出来る限りの作業でお応えしたいと思います。
前後に延びるプレスラインやエンブレム取り付け面も元位置からずれて変形しています。
これだけのダメージですと、パテのみでどうのこうのって事はありませんので、
ビビビッ!カンカン、トントンと鉄素材の修正から。
大体元位置まで戻す事ができました。
その後、パテを用いて更に修正を重ねていきます。
ピカピカに塗り上がると少しの歪みでも結構目立ちますので、そこを意識しながらの作業となります。
給油口あたりは錆びが見受けられたので、部分的なブラスト処理でスッキリと。
今回は元色戻しの修正作業ですので、色合わせ作業も当然必要となります。
只今、下地塗装乾燥中です。
研いで、塗って、焼いて、磨いて。
無事完成
プレスラインもベッコリ凹みもキレイになりました。
後はメーカーエンブレムと車名のロゴデカールを貼り付ければ元どおりです。

これで、また気分良く愛車との時間をお楽しみください。